光メディアコンバータの不具合調査で送られてくる物の原因として端面の汚れが疑われるケースが多い傾向にあります。
端面の汚れの場合、こちらでは不具合が再現されず調査に時間を要する場合もあります。
端面のメンテナンスを確実に行っていただくことでお客様のネットワークのダウンタイムを短縮できる可能性がございますので不具合調査の前に端面の清掃のご協力をお願いいたします。
また、端面清掃には光コネクタ端面専用のクリーナーをご活用下さい。
光コネクタ端面専用クリーナー例
SCコネクタ用 精工技研 SFM2.0-250
LCコネクタ用 精工技研 SFM2.0-125
※SFPモジュール SFPGSX-wの清掃には上記のクリーナーは使用できません。ダストキャップで汚れが付かないように保護し接続する光ファイバーの清掃をきちんと行ってください。
端面の汚れの実例
以下は当社で実際に不具合として返品されたものの画像です。
クリーナーで清掃していただくと以下のようにきれいな状態になります。
端面汚れはほこり、皮脂、繊維屑などがあり、目に見えないほど小さいものでも光信号が正確に伝わらずに通信を不安定にし、ネットワークを止めることがあります。
清掃方法
光メディアコンバータやSFPモジュールは送信側(TX側)のみ清掃を行ってください。
光ファイバーケーブルの端面は送信側・受信側ともに挿入前に清掃してください。
コメント
0件のコメント